【速報】首相「法務行政に対する国民の信頼を損ねた」葉梨法相更迭で
岸田首相は、死刑をめぐる発言で辞表を提出した葉梨法相について、法務行政に対する国民の信頼を損ねたことなどを考慮して辞任を認めたと説明しました。
岸田首相は、午後5時半ごろ、首相官邸で記者団の取材に応じ、「死刑のはんこを押した時だけニュースになる地味な役職だ」などと発言し、辞表を提出した葉梨法相について、「法務行政に対する国民の信頼を損ねた。重要施策の審議などに遅滞が生じることを考慮して辞任の申し出を認めた」と述べました。
岸田首相は11日午前10時から開かれた参議院本会議では、野党側の質問に対して葉梨法相を続投させる考えを示していました。