毎日放送「ゼニガメ」BPO審議入り
大阪の毎日放送が放送したバラエティー番組「ゼニガメ」について、BPO放送倫理・番組向上機構は放送倫理違反の疑いがあるとして、審議入りすることを決めました。
毎日放送の調査によりますと、「ゼニガメ」では今年7月、買い取り業者が奈良県内の家屋で行った遺品整理に密着取材して、現場の金庫から金の延べ板が発見され、現金で買い取る様子を放送しましたが、実際は、買い取り業者が事前に準備していたものであることが明らかになりました。
また、去年11月と今年5月にも、業者が土地や建物を現金で買い取る様子を放送しましたが、実際は、撮影以前に買い取っていたことがわかりました。
BPOは、これら3回の放送すべてを審議の対象とすることにしています。