ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナへの防弾チョッキなどの支援物資を載せた自衛隊機が8日夜、出発しました。

8日午後11時ごろ、自衛隊が保有する防弾チョッキとヘルメットを載せた自衛隊機が、愛知県の小牧基地からウクライナの隣国・ポーランドに向け、出発しました。

日本政府は、防弾チョッキなどの防衛装備品を他国に提供することにはこれまで慎重で、ウクライナのような交戦中の国に提供するのは異例のことです。

ウクライナ支援を進める欧米各国と足並みをそろえることを重視しました。

岸防衛相「国際社会と結束して毅然（きぜん）と行動することは、わが国の今後の安全保障の観点からも極めて重要であります」

日本政府は、今後、テントなどの物資も提供する方針です。