廃炉作業の監視を強めていく考え…内堀知事の年頭記者会見 福島
内堀知事
内堀知事は年頭の記者会見に臨み、福島第一原発で進む廃炉作業の監視を強めていく考えを示しました。
福島第一原発2号機では、去年11月に溶け落ちた核燃料=燃料デブリの試験的な取り出しが完了しました。内堀知事は6日の年頭記者会見で、デブリの取り出しは廃炉に向けた重要な一歩としながらも、作業の途中で取り出し装置のカメラが映らなくなるなどのトラブルがあったことから今後の監視を強めていく考えを示しました。このほか内堀知事は1998年から減り続ける人口減少の対策として、2040年に150万人程度の維持を目指し移住・定住の促進などに取り組んでいくとしています。
最終更新日:2025年1月6日 14:55