<政務活動費>でまかなう支出で”ポイント”受け取る、複数の仙台市議 「ポイントについては今後議論すべき」
複数の仙台市議会議員が、政務活動費でまかなう支出に個人のクレジットカードを使い、ポイントを受け取っていたことが分かりました。
仙台市議会事務局によりますと、仙台市では議員1人あたり1か月最大35万円の政務活動費が税金から支払われますが、複数の仙台市議は個人のクレジットカードで決済するなどしてポイントを受け取っていたことが分かりました。
政務活動費を支給する立場にある橋本啓一議長は「カード払いで付くポイントの取り扱いについては規定がない」とした上で、「他の政令市の取り扱いも参考にして検討していきたい」としています。
一方、自分のポイントで支払ったものに対して政務活動費を受け取った事例も見つかりましたが、1月 この政務活動費は市に返還されたということです。
政務活動費をめぐっては、去年から鈴木広康副議長を座長に検討会議が開かれています
仙台市議会・鈴木広康副議長
「委員の皆さんも、検討会議で今後ポイントについては議論すべきだという結論に至ったところ」
検討会議では、来週橋本議長に対して来年度以降のポイントの取り扱いなどについて申し入れを行う予定です。