【衆院長崎3区補選】投票率は35.45%「谷川氏に負けたけじめを」立憲 山田 勝彦氏が当選確実《長崎》
衆議院長崎3区補欠選挙は、立憲民主党、前職の山田 勝彦氏が当選を確実にし、支援者らを前に喜びを語りました。
投票率は35.45%でした。
自民党が候補者を擁立せず、初めて野党同士の一騎打ちとなった衆議院長崎3区の補欠選挙。
立憲民主党 前職の山田 勝彦氏は、社民党や連合長崎から推薦を受けるなど組織戦を展開し、当選を確実にしました。
(立憲民主党 山田 勝彦氏(44))
「前回、長崎3区の衆議院選挙で谷川候補に負けている、そのけじめをつけなければならない。ようやくスタートラインに立ったと思っている。この裏金問題のけじめは選挙で勝利してつけるものでなく、国会に戻って真の政治改革を進めることで、このけじめをつけられるものと思っている」
「もう変えんば!」をキャッチフレーズに、企業団体献金の廃止や教育無償化などを訴えた山田氏。
選挙期間中は、党本部から泉代表ら幹部が次々と応援に駆け付け、支持を広げました。
(立憲民主党 山田 勝彦氏(44))
「島の経済を活性化するための政策を具体化していきたいと。本気の少子化対策をしていくんだということもしっかり国会で訴え続けたい」
一方、初めての選挙戦に臨んだ日本維新の会、新人の井上 翔一朗氏。
保守票の受け皿を意識し、離島地域もくまなく回りましたが、浸透しませんでした。
(井上 翔一朗氏(40))
「今回 日本維新の会としても、長崎県に対するファーストステップ、最初のチャレンジであった。まだこれで政治改革の道は絶たれたわけではないので、次の来る大きな選挙に関してもしっかり頑張っていきたい」
午後9時半現在の開票率は46.63%で、山田氏が2万5350票、井上氏が1万1229票となっています。