松尾和彦さん立憲入党で国政目指す 衆議院選挙結果受け宮下知事は「(石破首相は)自分でルールを守らなかった」
衆議院選挙の2区で落選した 前三戸町長の松尾和彦さんが立憲民主党に入党し、国政選挙をめざすことを明らかにしました。
立憲は今日、来年の参議院選挙に向けた選考委員会を立ち上げ、年内にも候補者擁立をめざします。
今日は青森市で立憲県連の幹部会合が開かれ、冒頭松尾さんが、衆議院選挙での支援に感謝しました。
★前三戸町長 松尾和彦さん
「公認並みの支援を頂いて最高の選挙をすることができました」
「ぜひ一緒にやっていきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします」
松尾さんは今回三戸町長を辞職し立憲の支援を受け2区に挑みましたが次点で落選しました。
今日取材に対し今月中に立憲に一般党員として入党し、再び国政を目指す考えを明らかにしました。
★前三戸町長 松尾和彦さん
「国政を目指します」
「国政レベルで政策を組まないと地方というのはよくならないというのが今回私が訴えてきたところですので政治活動していきたい」
衆参どちらを目指すかは明らかにしませんでした。
立憲は今回比例復活も含め2議席を獲得しましたが、2区では野党間の調整不足で公認候補を立てられませんでした。
県連は今日付けで来年夏の参議院選挙の選考委員会を立ち上げ、年内にも候補者擁立をめざす考えを示しました。
★立憲民主党県連 田名部匡代代表
「公募もさせて頂きます 現段階でいろいろとありますので、すべてを持って最終的に決定していく自薦他薦含めてということです」
一方、宮下知事は自民党に逆風が吹き票を減らした結果について、保守地盤とされる県内でも「政策」や裏金も含めた「振るまい」を見る有権者が増えたとの見方を示しました。
その上で「政治とカネ」の問題が結果を大きく左右し、非公認候補への活動費支給が事態を深刻化させたと述べました。
★宮下知事「(石破首相は)所信表明の中で『ルールを守る』ということが、いちばん最初に来ていた これだって私は本当はどうかと思う」
「それをいちばんスタートにしておきながら、自分でルールを守らなかった訳でしょ それは国民は怒るよ そしてこの問題は解決していないと思う むしろ悪化した」