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【衆議院選挙】青森2区 神田潤一さんが2回目の当選(喜びの声全文)

2024年10月28日 3:05
【衆議院選挙】青森2区 神田潤一さんが2回目の当選(喜びの声全文)
27日に投票が行われた衆議院選挙で、青森県2区は自民党の前の議員・神田潤一さん(54)が2回目の当選を果たしました。

セレモニーでのあいさつは以下の通りです。

「まずはこんなに早いタイミングで当選確実という報道に接することができたというのは、私自身まだ半信半疑ではあります。
ただ本当に厳しい選挙のなかで、この非常に早いタイミングで当選確実を出していただいたというのは、本当にみなさまお一人お一人が本当にこの選挙期間、あるいは解散が決まってから、本当に力を尽くしていただいたおかげだという風に感じています。

2期目の選挙は、本当に厳しい選挙になるという風に皆さんから1期目通ったときから言われていましたが、こんなに厳しい選挙になると思いませんでしたし、また公示日のときでさえ、こんなに厳しい選挙になると思わずにスタートした選挙でした。
ただ、いろいろなこの短い期間でしたけれども、皆さんのお力でなんとかこの厳しい風に吹き飛ばされずに、昨日ゴールができ、そして1日の間なんとかこの最後の最後のところにしがみついて、この当選のところに来れたというのは、やはりほっとしております。
また本当に皆さんに、これだけこの短い期間に非常に密度の濃い活動をしていただいたということに改めて御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

本当はもっと笑顔で話した方ががいいんだろうと思うんですが、テレビの先ほどの速報を見ていると大変厳しい状況になっているようです。
また、この3年間一緒に頑張ってきた同期が、今も非常に苦しい戦い、まだまだこの先がわからないというなか、なかなか笑顔になれないというのが正直なところで、まあちょっと泣き顔になってしまったダルマもそのせいかもしれません。
ただ、この先これで嵐が終わったわけではなく、この先もたいへん厳しい嵐のなかを進んでいかなければならない。
そう考えると、やはり今回皆さんにいただいたお力をしっかりと、わたくし自身の鎧として纏って、これからの戦いに進んでいかなければいけないという風に思い、そう思うと笑顔というよりは、これから先の戦いを見据えて引き締めてあらためて兜の緒を締めなければいけないなという気持ちの方が強いというところです。

ただ本当にこの選挙は1回目の選挙、大島先生の後援会の皆さん、大島先生を長年お支えいただいた皆さんに助けていただいて当選させていただいた選挙だった。
それに対して今回は私自身の後援会、あるいは私たちの世代がしっかり立っていかなければならない選挙、その中でわれわれの先輩の世代、大島先生を支えていただいた世代の皆さんにもしっかりと支えていただき、また我々の世代もその指導を受けながら動きはじめたというのは、新しいこの青森2区の姿が見えたような気もします。
やはり上の世代、先輩方が頑張ってきたそのノウハウあるいはその気持ちをしっかりと受け継いで、我々の世代、我々の後援会がその気持ちの上にさらに積み上げていく先輩たちの実績の上に積み上げていく。
これが伝統であり、そしてこの地域の強さなんだと私は思います。
そういう意味では今回の選挙戦、たいへん厳しい選挙戦でしたけれども、私は素晴らしい選挙戦になったのではないかなという風に考えています。
この素晴らしい選挙戦を、さらにこの地域の発展につなげていかなければならないですし、私自身の前進していく力にしていかなければならないという風に思っています。

本当に今回の選挙戦厳しい戦いでしたが、このタイミングでここに立たせていただいているのは本当に皆さんに感謝ですし、この先皆さんにしっかりと恩返ししていかなければならない。
そしてこの選挙で見せた我々の結束を、この地域の発展にしっかりと皆さんと一緒につなげていきたい。
そのことを改めて皆様に申し上げて、私からのお礼の言葉とさせていただきます。
本当に皆さんありがとうございました。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。」


神田さんは八戸市出身の54歳で石破内閣では内閣府大臣政務官を務めています。
前回は、元衆議院議長の大島理森さんから後継指名を受けて初当選。
選挙戦では、石破政権下での持続可能な経済や社会の実現などを訴えました。


【取材メモ】
選挙戦では、自民党の不記載問題にたびたび言及し「政治不信を断ち切り、信頼に応えていく」と自民・公明の連立政権の継続を呼びかけました。
また、陣営からは組織体制を不安視する声もありましたが、今回の選挙も大島元議長が街頭や演説会に顔を出し、浸透不足解消の手助けをしました。

最終更新日:2024年10月28日 9:53
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