県議会の卯月政人議長が開会中の2月定例県議会で、議長職を辞職する意向であることが分かりました。任期途中で自民系会派の議員に交代する慣例を踏襲する格好で、次の議長には渡辺淳也氏が有力視されています。

　複数の関係者によりますと、卯月議長は周囲に県議会が閉会する21日に辞職する意向を示していて、週内にも辞職届を提出するとみられます。卯月氏は去年の2月定例県議会で議長に選出され、在任期間は約1年となる見通しです。

　県議会の議長ポストは自民系会派に所属する当選3回組が持ち回りで就任することが慣例となっていて、後任には卯月氏と同じ最大会派「自由民主党・開の国」に所属する富士吉田市選出の渡辺淳也氏が有力視されています。