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富士山通行料 ごみ処理費用に活用検討 “登山道の滞留”や“軽装登山”も対策へ 山梨県

2024年7月18日 20:14
富士山通行料 ごみ処理費用に活用検討 “登山道の滞留”や“軽装登山”も対策へ 山梨県
 富士山5合目でゴミの放置が相次いでいる問題で、長崎知事は18日、今年から徴収している通行料を対策費として活用できるか検討する考えを示しました。

 また、夜の登山道に滞留する登山者への対策を早急に進めるとしています。

 会見で長崎知事は、今年から山梨県側で導入した富士山の登山規制について、「山開きから2週間たって登山者への周知も進み、大きな混乱はない」と評価しました。

 また、外国人登山客の増加で問題になっている5合目トイレを中心としたゴミの放置について、処理費用の一部に1人当たり2000円を徴収している通行料の一部を使えるか関係者と検討する考えを示しました。

長崎知事
「今の通行料の積算の中でゴミ処理という問題も重要なファクターとしてカウントし、清掃サービスの実施に対して充当していく。こういう手段もあり得るのではないかと思っていて、ここは少し中(県庁)であるいは関係者と議論をしていきたい」

 このほか、山小屋に宿泊せず夜の登山道に滞留する登山者や軽装での登山者などについて、救護に当たる人の二次被害のリスクを指摘し、早急に対策を進めると強調しました。
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