「紅麹」問題 厚労省と大阪市、小林製薬本社で聞き取り調査
小林製薬の「紅麹」をめぐる健康被害の問題で、厚生労働省と大阪市が小林製薬の本社で聞き取り調査を行いました。
この問題では、これまでに小林製薬の「紅麹」を含むサプリメントを摂取した5人が亡くなっているほか、入院した人が196人に上っています。
厚労省と大阪市は先月、紅麹を製造していた小林製薬の大阪工場に立ち入り検査を行い、工場の設備や衛生環境などに問題がなかったか調べています。
さらに、厚労省の職員3人と大阪市の担当者3人が6日午後、大阪市中央区にある小林製薬の本社を訪れ、担当者への聞き取り調査が行われました。
一連の問題では、会社が健康被害を把握してから公表までに2か月かかっていることから、被害を把握してからの経緯や状況について確認したとみられています。