能登半島地震で大被害…石川・珠洲市で小学生が田植え体験
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市で地元の小学生が田植えを行いました。
珠洲市の直小学校では近くの学校の田んぼがあり、毎年、5・6年生が田植えを体験しています。
農作業の苦労を少しでも紛らわそうと、この地域に江戸時代から伝わる「田植え唄」。田んぼの周りで4年生が歌い、上級生を励まします。
「田植え唄」を歌った4年生の児童「5・6年生に田植えを頑張ってほしいから歌いました」
「歌ってもらうと元気が出ます。(植えた苗には)元気に大きく育ってもらえたらうれしい」
地震の影響でこの田んぼでも畔に亀裂が入りましたが、何とか修復し、無事、田植えができたといいます。
「地震で田植えができなくなると思っていたけど、ちゃんと田植えが出来たのでうれしかったです」
今後は、児童らが草刈りをするなど、管理し、9月下旬に稲刈りを行う予定です。