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JR東日本「Suica」ビッグデータを企業に販売へ

2022年3月16日 21:10

JR東日本は、交通系ICカード「Suica」の利用者情報をもとにしたビッグデータを、今年5月から企業などに販売すると発表しました。

JR東日本は首都圏を中心とした、およそ600駅の駅別の利用状況を分析したリポート「駅カルテ」を5月から企業や自治体に販売します。

Suica利用者の利用した駅や時間などを性別・年代別に分析。対象の駅がどのエリアから来る人が多いのか、駅の利用規模などのデータを提供するということで、駅周辺のまちづくりや新規事業の展開に役立ててほしいとしています。

価格は、1か月間の1駅のリポートを5回分利用できるプランで50万円となっていて、リポートの数や利用期間によって異なります。

また、販売するデータは氏名などの個人情報を識別できない形にするとしていますが、データを使ってほしくない利用者には電話やメールなどで除外手続きを受け付けるということです。