石川能登 震度1以上の地震が198回 去年は241回発生
石川県能登地方では1日夕方、最大震度7の揺れを観測した地震が発生してから地震活動が活発な状態が続いていて気象庁によりますと、1日から震度1以上の地震が198回発生したということです。
気象庁によりますと、1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする大きな地震があり、志賀町で震度7の揺れを観測しました。地震の規模を示すマグニチュードは7.6、震源の深さは16キロと推定されます。
この地震発生後、能登地方では強い揺れを伴う地震が頻発しています。
気象庁によりますと、1日から2日午後4時までに震度1以上を観測した地震回数は198回にのぼっているということです。
このうち、震度7が1回、震度5強が3回、震度5弱が6回観測されています。さらに、2日午後5時すぎにも最大震度5強を観測する地震がありました。
石川県能登地方では、2020年12月から活発な地震活動が続いていて、去年5月には能登半島沖を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生し、最大震度6強の揺れを観測しました。
去年5月のマグニチュード6.5の地震が発生した以降、地震活動がさらに活発となり2023年の1年間の震度1以上の地震回数は241回ありました。
気象庁は、今後1週間程度は最大震度7程度の地震に注意し、特に、2~3日程度は規模の大きな地震が発生することが多くあるため引き続き注意してほしいと呼びかけています。