去年の交通事故死者数、全国で2678人 8年ぶりに増加
去年の交通事故による死者数は、8年ぶりに前年比で増加に転じました。
警察庁によりますと去年、全国の交通事故死者数は2678人で、2022年より68人増加しました。前年比で増加となるのは8年ぶりです。ここ7年は減少が続いていましたが新型コロナウイルスの影響が小さくなり、社会活動が活発化したことが増加の背景にあるとみられるということです。
一方、高齢者の死者数は1966年以降で最小となりましたが、全体に占める割合は54.7パーセントと引き続き高くなっています。
警察庁は、「高齢者や子どもなど歩行者の安全確保などにこれまで以上に取り組んでいく」としています。