藤井聡太五冠が王位戦3連覇を果たし、タイトル獲得通算10期の最年少記録を大きく更新しました。

藤井五冠は5日から行われていた王位戦七番勝負第5局で、挑戦者の豊島将之九段を破り4勝目をあげ、王位戦3連覇を果たしました。

現在、20歳1か月の藤井五冠は、これまで8人しかいないタイトル獲得通算10期を達成し、羽生善治九段の23歳4か月での達成の最年少記録を大幅に更新しました。

勝負を振り返って藤井五冠は――

「今期の王位戦はどれも難しい将棋ばかりだったんですけど、その中で結果を出すことができたのはよかった。今回の対局では地元のお店でメニューを用意していただくなど、うれしく思いますし、気持ちよく対局ができた」

藤井五冠は来月から、「竜王」のタイトルの防衛戦を控えていて、次の防衛戦についても「よい状態で臨みたい」と語りました。