19日、最大震度6弱を観測した石川県珠洲市で、20日午前にも震度5強を観測しました。能登地方では、これまでに6人が骨折などのケガをしています。

気象庁によりますと、20日午前10時31分ごろ、能登地方を震源とする地震があり、珠洲市で震度5強、能登町で震度4を観測しました。珠洲では、19日午後3時過ぎに震度6弱を観測し、震度1から2の地震が相次いで発生しています。

これまでに珠洲市で、手首の骨折などで5人、能登町で1人が軽いケガをしています。珠洲市の観光名所・見附島では、岩肌の一部が崩落しました。

能登地方では、震度1以上の群発地震が1年以上続き、住民の不安が広がっています。