10月の訪日外国人が初めて新型コロナ感染拡大前の同月超える
観光庁は、10月、日本を訪れた外国人の数が250万人を上回り、新型コロナ感染拡大前の同じ月の人数を初めて超えたと発表しました。
日本政府観光局によりますと10月の訪日外国人旅行者数は推計値で251万6500人となり2019年10月の100.8%と、コロナ前の同じ月の人数を初めて上回りました。また5か月連続で200万人を超えています。
中国からの旅行者が減少しているにもかかわらず、シンガポールなどの東南アジアからの旅行者が増加したほかアメリカやドイツなどの欧米諸国からの訪日が2019年の同月比を超える回復を見せたことが要因だということです
そのほか、韓国、台湾、オーストラリアやアメリカ、カナダ、ドイツ、イタリアなど欧米各国からの旅行者数は10月としての過去最高を記録しました。
また、ことし1月から10月の累計も1900万人を超えていて、冬の旅行シーズンが始まる中、さらなる旅行者の増加が期待されます。