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14日(土)にかけ大雨警戒 断続的に雨雲流れ込み雨量増えるおそれ

2022年5月12日 12:41
14日(土)にかけ大雨警戒 断続的に雨雲流れ込み雨量増えるおそれ
雨雲の予想(12日午後6時)

14日(土)にかけて、前線が本州付近に北上し、この前線上を低気圧が進みます。

この影響で沖縄や奄美、九州から関東までの太平洋側を中心に梅雨本番のような大雨となるおそれがあり、警戒が必要です。

12日(木)は、東シナ海にある低気圧や前線が東進します。

この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっていて、正午現在、西日本から東海地方の広い範囲で雨が降り、九州南部や四国、紀伊半島付近には所々で発達した雨雲もみられます。

この後、雨の範囲は次第に東へと広がる見込みで、関東でも午後には雨が降り出し、夜は広い範囲で本降りの雨となるでしょう。

沖縄や奄美、九州から東海でも雨は降り続き、所々で、1時間に30ミリ以上の激しい雨や、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降るところもありそうです。

そして、この雨は12日(木)だけでは終わりません。

沖縄や奄美、九州では13日(金)にかけて、四国や近畿、東海、関東では14日(土)にかけて活発な雨雲が断続的にかかる見込みで、雷を伴ったどしゃ降りの雨が降り、太平洋側を中心に雨量が増え、大雨となるおそれがあります。

13日(金)午前6時までの予想雨量は、四国で200ミリ、九州南部で180ミリ、近畿、東海で150ミリ、奄美で100ミリ、関東甲信で80ミリなどとなっており、さらにその後、14日(土)午前6時までの24時間に、九州南部や四国、近畿、東海、関東甲信で100~200ミリ、奄美で100~150ミリの大雨が予想されています。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。