なぜ? 保育園に“水色”のアマガエル 園児らが見つける
滋賀県の保育園で23日、園児らが、ちょっと変わった「アマガエル」を見つけました。特徴は“色”。アマガエルは、たちまち子どもたちのアイドルになりました。
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滋賀県の大津市立比良保育園で、園児らが見つけたのは、園内の畑にいた「アマガエル」です。
園児
「ここ!」
「ここら辺で、めっちゃ素早かった」
ただのアマガエルではありません。見慣れた緑色ではなく、なんと、全身が「水色」でした。その美しい色から、たちまち、子どもたちのアイドルに。
園児
「すごくきれいだった」
「背中の水色のところです」
この水色について、専門家は――
アマガエルに詳しい滋賀県立琵琶湖博物館・学芸員 金尾滋史さん
「黄色の色素が、何らかの要因でつくれなくなってしまった個体」
アマガエルは、複数の色素をもっていますが、今回のアマガエルは黄色の色素をもっていなかったため、水色になったとみられているのです。
ちょっと変わった水色のアマガエル。保育園は大切に育て、子どもたちに自然の不思議を学んでほしいということです。