“パワハラ問題”受け…定例議会に町長出席しない異例事態 愛知・東郷町
愛知県東郷町の井俣憲治町長が職員にハラスメントを繰り返していたとされる問題を受け、1日に始まった12月の定例議会は、井俣町長不在で審議される“異例”の事態になることが決まりました。
東郷町の井俣町長が職員に「お前ら殺すぞ」などと発言したことを認めた問題を受けて、先月、議長が、職員の身体的・精神的な保護を考慮し、町長が議会に出席しないことなどを求める要望書を提出していました。
これを受け、1日に開かれた本会議前の議会運営委員会では、全会一致で町長が本会議に原則、出席しないことが決まりました。
午前10時から開かれた本会議では、井俣町長は冒頭の招集挨拶のみで、その後、退席する異例の事態となっています。
井俣町長への不信任決議案は先月、否決されましたが、自身の報酬を一部カットしハラスメント問題の第三者委員会に関する費用とする条例改正案を提出する予定だということです。