東京都内で、新たに1万2211人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、月曜日の過去最多を更新しました。

東京都内の新たな感染者は、1万2211人で、先週月曜日（1月31日）から460人増え、月曜日の過去最多を更新しました。

直近7日間の感染者数の平均は1万8193.9人で、前の週の120.0％となりました。

都の担当者は、「増加比は少しずつ下がってきているが、感染者数はこれまでになく多い。基礎疾患と相まって重症化するリスクがあり、安心できる状況ではない」と説明しています。

また感染者のうち、検査なしに診断された“みなし陽性”は279人でした。

オミクロン株の特性を踏まえた新たな指標による重症者用病床の使用率は20.4％で、前日時点から1.1ポイント上昇しています。

一方、新たに50代の男性2人を含む8人の死亡が確認されました。このうち、高血圧で腎臓に疾患のある50代の男性は軽症で、保健所の健康観察を受けながら自宅療養していましたが、連絡がとれなくなり、保健所などが先月31日に自宅を訪問したところ、死亡していたということです。死因はコロナ以外の急性疾患でした。

従来の都の基準の重症者は、前日より3人増えて48人です。