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東京“自宅療養”6万人超……健康観察は「自分で」にシフト 保健所からの「電話」「LINE」体調確認はナシに

2022年1月29日 13:05
東京“自宅療養”6万人超……健康観察は「自分で」にシフト 保健所からの「電話」「LINE」体調確認はナシに

新型コロナウイルスに感染し自宅療養する人が全国的に増え続け、東京都内では28日、1月1日の約718倍となる6万人超に達しました。これを受け、都内では保健所ではなく療養する本人が健康観察する仕組みに変更されることになりました。

■東京「自宅療養」急増で…体制変更

有働由美子キャスター
「新型コロナウイルスに感染した東京都内の自宅療養者は28日、6万1026人に上りました。1月1日は85人だったため、約718倍になっています。この自宅療養は、31日から『健康観察は自分で』という形になります」

岩本乃蒼アナウンサー
「対象は50歳未満で基礎疾患がなく、医療機関に『入院が必要ない』と判断された人です。これまで保健所などが行っていた電話やLINEでの体調確認も行わなくなるといいます」

「体調の変化を感じた場合には、31日から新しくできるサポートセンター『うちさぽ東京』(0120-670-440)に自身で電話してもらう仕組みになります。24時間電話を受け付け、必要な場合は医師による往診や、食料の配送なども依頼できるといいます」

■軽い症状でも…「迷わず電話を」

有働キャスター
「つい、『自分は大丈夫』と我慢してしまったりしますが、どういう症状になったら電話すればいいのでしょうか?」

岩本アナウンサー
「都はホームページで、これまでも自宅療養中に連絡すべき目安を挙げています。これと同様、『息切れはないがせきが出る』『軽い倦怠感がある』など比較的軽い症状でも、何か体調に変化を感じたら、迷わず『うちさぽ』に電話してほしいといいます」               

有働キャスター
「今回の変更は保健所などの負担を減らすためのものですが、大切なのは自分の体です。少しでも不安に思ったら、すぐに相談をしてください」

(1月28日『news zero』より)