東京都内で、新たに1万9798人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、金曜日としては過去最多となりました。

東京都内では、4日、新たに1万9798人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。1週間前のおよそ1.1倍で金曜日としては過去最多の人数です。

直近7日間の感染者数の平均は1万7368.1人で、前の週の134.7％で増加比は200％を超えていた1週間前と比べると、やや鈍化がみられます。

また感染者のうち、検査なしに診断された“みなし陽性”は413人でした。

3日、都が公表したオミクロン株の特性を踏まえた新たな指標による重症者用病床の使用率は17.4％となり、3日時点から0.2ポイント上昇しています。

都の担当者は、「感染状況に応じて、当然、使用率が高まる可能性がある。感染者を増やさないことが重要」として説明しています。

また、入院患者のうち酸素投与が必要な人の割合は、3日時点で10.6％となりました。

一方、新たに8人の死亡が確認されたほか、人工呼吸器やエクモを付けている従来の都の基準の重症者は3人増えて41人となりました。