国交省「建築着工統計調査」一部で大幅な遅れ
国土交通省は、基幹統計の一つである「建築着工統計調査」の一部で調査が大幅に遅れていることを明らかにしました。
大幅な遅れが出ているのは、全国の建築物の工事費や床面積を把握するための「建築工事費調査」です。
都道府県が行ってきた調査を去年1月から国交省が行うことになったものの、国交省で、調査票を配る建設業者の名簿をきちんと作れないまま、1年以上、過ぎてしまったことを国の統計委員会に28日、報告し、陳謝しました。
建築工事費調査では去年1年間の結果を、ことし9月末に公表する予定で、国交省は「間に合うように作業する」と説明し、統計委員会は方針を了承したということです。