将棋の藤井聡太六冠が史上最年少での名人獲得と七冠達成をかけ戦う名人戦は、第3局が13日から始まりました。

第3局は13日午前9時から大阪・高槻市の劇場で始まりました。藤井六冠はこの名人戦で最年少での名人のタイトル獲得と七冠達成を目指していて、これまで2連勝。今回勝つと、名人獲得まであと1勝と王手をかけることになります。

一方、四連覇をめざす渡辺明名人は「前回の負けがよくなかったので それを払拭できるような将棋を指していきたい」と意気込んでいます。

対局中、藤井六冠はパンダのケーキを頼むなど休憩を挟みながら熱戦は続き、40手まで進んだ午後6時半すぎ、渡辺名人が次の指し手を相手にわからないよう紙に書く「封じ手」を行い、初日が終わりました。

第3局は14日午前9時に再開され夜に勝敗が決まる見通しです。