29日は、関東や東海などで命に関わる危険な暑さとなりました。栃木県の佐野市では41℃を記録し、今年一番の暑さとなりました。

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大町怜央フィールドキャスター（東京プリンスホテル　東京・港区　29日夜）
「ナイトプールに来ています。夜のこの時間でも多くの人でにぎわっています」

大盛況だったのはナイトプール。

──東京、今年一番暑かったが、お昼何していた？

「寝てました」
「暑くて外、出ていないです」

──今の時間帯は？

「プール入っているからちょうどいい」
「最高！」
「水につかっているのが気持ちいいですね」

多くの人が、夏の夜を満喫していました。

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栃木県佐野市では、最高気温41.0℃を観測し、国内の過去最高41.1℃に迫る暑さになりました。静岡・浜松市など全国6地点で、40℃以上を観測しました。（静岡・浜松市 天竜40.2℃、群馬・館林市40.2℃、群馬・伊勢崎市40.1℃、茨城・古河市40.0℃）

“暑い街”埼玉・熊谷市も最高気温40.0℃と、いつも以上の熱気に。気温計の写真を撮っていた男性は…

会社員（20代）
「もう汗が…やばくて。歩いているだけで、びしょびしょみたいな」

暑さ対策に、保冷剤を持ち歩いているといいますが…

会社員（20代）
「最初冷たかったんですけど、もう本当にすぐぬるぬるですね」
「一瞬で溶けちゃった」
「溶けちゃったよね」

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“危険な暑さ”は都心でも。東京都心は午前中から35℃を超え、最高気温は37.3℃と、今年一番の暑さになりました。

東京消防庁管内では29日午後9時時点、熱中症で176人が救急搬送されました。

この暑さの中、“涼”を求める人でにぎわっていたのは、かき氷店。

店員さん（東京･新宿区　かき氷店 Seoul cafe　29日午後）
「きょう（29日）は（客の入り方が）祝日みたいな感じでしたね」

夏休み期間中は仕入れを多くしていますが、それでもギリギリだったといいます。

利用客
「暑すぎて。何か冷たいものが食べたくて」
「体がひんやりしてよかったです」

“打ち水”で暑さを解消しようとする人たちも。東京・千代田区の日比谷公園では、噴水の水を使って涼しさを味わっていました。

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関東では、30日も40℃に迫る「危険な暑さ」が続く見込み。一方、先週、記録的な大雨となった山形県や秋田県などでは、30日昼前から再び激しい雨のおそれがあります。特に災害が発生した地域では、引き続き土砂災害や河川の増水に警戒が必要です。

（7月30日放送）