鳥取で大雪 自動車の“スリップ事故”多発
鳥取県では東部・中部を中心に大雪となっています。倉吉市から中継です。
鳥取県中部に位置する倉吉市のJR倉吉駅前では、午後は一時雪がやんでいましたが、再び降ったりやんだりを繰り返しています。26日からの大雪で市内には膝くらいの高さまで雪が積もり、歩道を埋め尽くしています。
鳥取県東部の智頭町では26日夜、6時間に43センチの降雪を記録。観測史上最多となり、気象台は短時間に強い降雪が観測された際に警戒を呼び掛ける、「顕著な大雪に関する情報」を発表しました。
山陰地方では25日から雪が降り始め、27日の最大積雪は大山で94センチ、智頭で12月としては最も多い73センチ、倉吉で64センチとなっています。
鳥取県警によりますと、今回の雪で自動車のスリップ事故が97件報告されているということです。
大雪のピークはこえたとみられていますが、鳥取県では28日昼ごろまで雪が降る見込みです。