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A型の男児にAB型の血液を輸血 病院謝罪

2021年12月27日 17:55
A型の男児にAB型の血液を輸血 病院謝罪

27日午後、千葉県こども病院が会見を開き、集中治療室にいた生後1か月の男児に、間違った血液型の輸血をしていたことを明らかにしました。男児に健康被害はないということです。

千葉県こども病院は去年12月、心臓外科手術の後、集中治療室に入院していた当時生後1か月の男の赤ちゃんの血液型がA型であるにもかかわらず、別の赤ちゃんに輸血するはずだったAB型の血液およそ5ミリリットルを輸血したことを明らかにし、謝罪しました。この赤ちゃんに健康被害はなく、現在は退院しているということです。

当時、集中治療室には輸血が必要な赤ちゃんが2人いて、血液を入れるシリンジという筒についているバーコードを本来は看護師2人でチェックしますが、それを怠ったということです。

病院は、血液型の確認など取り違え防止を徹底するとしています。