沖縄・玉城知事 感染拡大の米軍を批判
沖縄県内のアメリカ軍基地内で、兵士らの新型コロナウイルスへの感染が、年末年始、急拡大しています。玉城知事は2日、臨時会見でアメリカ軍の対応を批判しました。
沖縄のアメリカ軍基地内では、先月31日に98人、1日に235人、2日に70人と、3日間で400人以上の感染が確認されました。
沖縄・玉城知事「米軍における感染症拡大防止対策と管理体制の不十分さを示すものと言わざるを得ず、激しい怒りを覚えます」
玉城知事は、先月中旬に、アメリカ海兵隊キャンプ・ハンセンで、兵士らの集団感染が判明した後も、基地内で十分な感染対策が取られていないとして、アメリカ軍や日米両政府の対応を厳しく批判しました。
県内では、先月中旬、新型コロナのオミクロン株が、アメリカ軍基地の従業員から見つかり、その後、市中に広がっていますが、玉城知事は、アメリカ軍基地がオミクロン株が拡大した要因との見方も示しました。