争点は普天間移設 名護市長選、投票始まる
アメリカ軍普天間基地の移設問題を最大の争点とする沖縄・名護市の市長選挙は23日、投票が行われています。
立候補しているのは、届け出順に、新人で前市議の岸本洋平氏。現職で2期目を目指す渡具知武豊氏の2人です。
普天間基地の名護市辺野古への移設について、玉城知事の支援を受ける岸本氏が移設反対を掲げるのに対し、政権与党が推す渡具知氏は、「国と県の係争を見守る」との立場です。
投票は午前7時に始まりました。午前11時現在の推定投票率は、6.34%で、前回の市長選を2.47ポイント下回っています。
一方、22日までに期日前投票を済ませた人は、有権者のおよそ42%にあたる2万755人にのぼりました。投票は即日開票され、深夜には大勢が判明する見通しです。