「ニホンザル」が出没 農作物などに被害 住民がロケット花火で対抗も… 福井・鯖江市
13日、福井県鯖江市の住宅の庭先にサルが現れました。柿を木からもぎ取り頰張るなど、人を恐れず堂々とした様子でした。住民はロケット花火で追い払おうとしますが、サルはわが物顔で歩いていきました。
この家の畑では、サルが野菜を食い荒らす被害が出ていました。
住民
「大根はこれだけ(15センチほど)出ているでしょ、上の青いところをひとかじりしては隣に。白菜は中の芯のおいしいところを手でつかんで食べる」
福井県鯖江市で数日前から目撃されているというニホンザル。福井県全体ではニホンザルの生息数は減少しているものの、田畑などに被害を与えるサルが増えているというのです。
さらに福井市では先月末、住宅街や商業施設が建ち並ぶ地区で体長1メートルのオスの成獣とみられるサルが目撃されました。
人の生活圏に近づくサルに、市や警察はパトロールを強化しているということです。