国内初 経鼻インフルエンザワクチン「フルミスト」承認 24年度の秋冬シーズンから供給へ
国内初となる、注射ではなく鼻の中にふきかけるタイプのインフルエンザのワクチンが、正式に承認されました。供給開始は、2024年度の秋冬シーズンからとなる予定です。
第一三共は、インフルエンザの経鼻ワクチン「フルミスト」の国内での製造販売が承認されたと発表しました。
「フルミスト」は両方の鼻の中に1回ずつふきかけ、インフルエンザの発症を予防する新しいタイプのワクチンで、2歳から18歳が対象となります。
第一三共によりますと、正式に承認されたものの、2023年度の秋冬シーズンには供給が間に合わないため、実際に発売するのは2024年度の秋冬シーズンからの予定だということです。
注射ではなく、鼻にふきかけるタイプのインフルエンザワクチンの承認は国内で初となります。