小林製薬「紅麹」問題 約1300人が医療機関を受診 厚労省
小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が相次いでいる問題で、厚生労働省は、9日までに、医療機関を受診した人がおよそ1300人確認されたと明らかにしました。
厚労省は9日までに小林製薬から「紅麹原料」を含むサプリメントを摂取して医療機関を受診した人が1296人、このうち入院した人が219人にのぼると報告を受けたことを明らかにしました。
また、小林製薬への相談件数は、9日は1日でおよそ6800件とこれまででもっとも多く、相談件数は、のべ6万5000件にのぼっているということです。
一方、厚労省と消費者庁が設置したコールセンターには9日までの12日間で3600件を超える相談が寄せられているということです。