全日空 あすのヨーロッパ便すべて欠航 ウクライナ情勢影響
ロシアのウクライナへの攻撃が続いていることを受け、全日空は3日のヨーロッパ便について、すべて欠航すると発表しました。
全日空によりますと、3日午前0時50分に羽田空港を出発しドイツのフランクフルトに向かう便の運航を取りやめます。これにより、フランクフルトから羽田に戻る便も欠航となり、約130人に影響が出るということです。また、貨物便6便も欠航します。
日本からヨーロッパに向かう便はロシアの領空を飛行することから、運航の安全を確保するために総合的に決断したということです。4日以降については、情勢を見ながら判断していくとしています。
一方、日本航空は、ロシア・モスクワに向かう便の欠航をすでに決めていますが、それ以外のヨーロッパ便は現在のところ、通常通り運航予定だということです。