将棋の竜王戦七番勝負、4勝すれば初防衛となる藤井聡太五冠が2勝目をあげました。

静岡県富士宮市で、28日から行われた第3局、お互い1勝1敗で臨みました。先手の挑戦者・広瀬章人八段がペースを握りましたが、29日午後、藤井五冠が逆転し、午後5時17分、112手までで広瀬八段が投了に追い込まれ、藤井五冠が勝利しました。

藤井五冠「ここまで3局初日で苦しくしてしまっていると思うので、少しでも修正できるようにがんばりたい」

広瀬八段「きょうの午前中までは（自分の）ペースだったかなと。本局は悔いが残る展開」

竜王初防衛まであと2勝とした藤井五冠。第4局は来月8日と9日に京都の福知山城で行われます。