親子のクマ3頭“立てこもり” まる1日経過…設置したオリで捕獲 秋田・美郷町
秋田県美郷町で4日、クマ3頭が畳店の作業小屋に侵入し居座ったため、警察が夜通し警戒にあたっていましたが、5日朝、設置したオリで捕獲されました。
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秋田県美郷町では4日朝、3頭のクマが畳店の作業小屋に侵入し、騒然となりました。
記者(4日)
「盾を持った警察官が中に入っていきました」
クマが小屋に居座ったまま日が暮れたため、出入り口付近にオリを設置。警察が夜通し警戒にあたり、5日の朝を迎えました。そして午前6時半ごろ…
記者
「オリの中にクマでしょうか、小さい黒い動物がいるのが確認できます」
警察や町の職員が、3頭の親子とみられるクマが2つのオリに入っているのを確認しました。クレーンでつり上げられた際、親グマが暴れているような様子も見られました。
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クマが捕獲されたあと、私たちは小屋の中を取材しました。
記者
「クマはこちらから作業場に入り、この狭いスペースを進んだ奥、建物の角の部分にいたということです」
4日はクマが小屋の奥の方に入り込み、外に出てこなかったといいます。夜間の状況については…
クマが侵入した畳店の男性
「普通通り寝たんだけど、ガタンという音が聞こえた。2回くらいあったから、もしかしたら(オリに)入ったのかなと」
侵入から、まる1日たって運び出されたクマ。山に放すと、再び人が住む地域に戻ってくるおそれもあるとして、3頭は駆除されたということです。