<中継>珠洲市と能登町の中学生が避難先の施設に到着 不安の声も
能登半島地震から21日目。石川県珠洲市と能登町でも、中学生の集団避難が始まりました。21日から中学生が生活することになる金沢市の施設から中継です。
◇
集団避難したのは、珠洲市と能登町で保護者が同意した中学生142人です。中学生を乗せたバスは午後2時ごろ、金沢市の施設に到着しました。
この施設には生徒と一緒に先生も入り、2か月程度住み込みで生活します。授業は生徒が生活に慣れ次第、開始するということです。
――避難した中学生はどんな様子でしたか?
しばらく離ればなれになる前の20日夜、家族との夕食を撮影させてもらったのですが、集団避難を前に母親が作った好物のカレーを食べていた時の笑顔が印象的でした。
一方で、2か月という長期にわたる中学生だけの生活に不安はあるそうですが、中学3年で高校受験を控えているため、安心して勉強ができる環境に身を置くために決断したと話していました。
一時的に家族と離れるという苦渋の決断をした被災者の方々。震災から20日以上が経過しても、通常の生活が戻る見通しはたっていません。
◇
集団避難したのは、珠洲市と能登町で保護者が同意した中学生142人です。中学生を乗せたバスは午後2時ごろ、金沢市の施設に到着しました。
この施設には生徒と一緒に先生も入り、2か月程度住み込みで生活します。授業は生徒が生活に慣れ次第、開始するということです。
――避難した中学生はどんな様子でしたか?
しばらく離ればなれになる前の20日夜、家族との夕食を撮影させてもらったのですが、集団避難を前に母親が作った好物のカレーを食べていた時の笑顔が印象的でした。
一方で、2か月という長期にわたる中学生だけの生活に不安はあるそうですが、中学3年で高校受験を控えているため、安心して勉強ができる環境に身を置くために決断したと話していました。
一時的に家族と離れるという苦渋の決断をした被災者の方々。震災から20日以上が経過しても、通常の生活が戻る見通しはたっていません。