輪島市から集団避難の中学生、白山市に到着 能登半島地震
17日朝、集団避難のため石川県輪島市を出発した中学生が避難先の白山市に到着しました。
石川県輪島市から集団避難した中学生を乗せたバスが、午後1時半ごろに県南部の白山市の施設に到着しました。
バスが出発したのは17日午前9時ごろ。およそ100キロの道のりを4時間半ほどかけて移動したことになります。
集団避難は地震の影響で授業再開の見通しがたたないことから行われたもので、輪島市内の中学生401人のうち希望した258人が避難しました。
被災地の子どもたちの集団避難は今回が初めてです。
石川県教育委員会担当者
「大変な思いをした子供たちがこうやって来てくれてしっかりと生活を整えてあげられるよう支えていきたい」
中学生は親元を離れ、17日から2か月程度住み込みで生活しながら授業を受けることになります。
石川県では、今後も被害が大きい珠洲市や能登町でも中学生の集団避難が進められる予定です。