子供たちに地震や放射線についての知識を深めてもらおうと、科学実験などを体験できる子供向けのイベントが１７日、文科省で開かれている。

　このイベントは、毎年開催される「子ども霞が関見学デー」の一環で、今年は東日本大震災や福島第一原子力発電所事故をテーマに、科学実験教室などが開かれている。子供たちは、ドライアイスを使って、普段は目に見えない放射線を観察したり、測定器で実際に様々な鉱物の放射線量を測ったりした。また、節電を学ぶ実験コーナーなども、多くの子供たちでにぎわっている。

　参加した子供からは「色々なものの放射線を測るのが面白かった」「意外なものですごく高い線量が出たりして、びっくりしました」などの声が聞かれた。

　「子ども霞が関見学デー」は１８日まで開催される。