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柏市の高放射線量「原発事故の影響」文科省

2011年10月23日 20:28
柏市の高放射線量「原発事故の影響」文科省

 千葉・柏市の空き地で高い放射線量が測定された問題で、壊れた側溝から漏れた雨水がたまった可能性が高いことがわかった。

 この問題は、柏市内の空き地から放射性セシウム134と137が土壌一キロあたり最大で計27万6000ベクレル検出されたもの。これは、福島県内で計画的避難区域などに指定された浪江町や飯舘村の土壌濃度とほぼ同じレベル。

 文科省が調査した結果、現場の側溝で破損している場所が見つかった。そこから雨水などが漏れ出してたまり、放射線量が高くなった可能性が高いということで、福島第一原子力発電所事故の影響との見方を示している。