警官が標識を勘違い 116人を取り締まり
東京都内の2か所の交差点で警察官が標識を勘違いするなどして、計116人が誤った取り締まりを受けていたことがわかった。中には免許を取り消された人もいたという。
警視庁によると、東京・板橋区前野町にある交差点では、6月8日~10月20日の約4か月間に、誤った取り締まりが107件行われていたという。
一方、東京・港区六本木のT字路でも09年からの約9か月間、右折可能な時間帯に右折した車を誤って9件取り締まっていた。右折禁止の時間帯を示す補助標識がなくなっていたという。
2か所での誤った取り締まりで免許取り消しや免許停止になった人も4人いて、警視庁はドライバーに謝罪し、反則金返還などの手続きを始めた。