福島第一原発 2回目の処理水放出始まる 東京電力
東京電力は福島第一原発から出る処理水の2回目の海洋放出を5日午前10時20分頃から始めました。
東京電力は、処理水の2回目の海洋放出へ向け、事前に海水と混ぜて希釈した水槽の水を採取し、トリチウム濃度を測定しています。
その結果、トリチウム濃度は一リットル当たり63から87ベクレルと、規定の値=1500ベクレル未満を大幅に下回っていることを4日までに確認しました。東京電力は処理水の希釈に問題がなく、5日の気象や海の状況を確認し、午前10時20分頃から2回目の海洋放出を始めたということです。
処理水の2回目の放出量は、1回目と同様の7800トンほどで、今年度中におよそ3万1200トンを4回に分けて海へ放出する計画です。