仙台市の住宅地に“カモシカ”出没 親とはぐれた子供か?
18日正午すぎ、宮城・仙台市の住宅地に親とはぐれた子供のカモシカとみられる動物が出没し、その瞬間をカメラがとらえていました。
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現場で撮影された映像には、カモシカとみられる動物が仙台市の住宅地を歩く様子が映っていました。動物は、きょろきょろとあたりをみわたしていました。
映像は、近くに住む男性が18日正午すぎ、撮影しました。
カモシカを撮影した奥村浩さん
「50年いるんですけど、初めてでした。普通に大きい犬が散歩していると思った。最初シベリアンハスキーと思ったが、あっカモシカだなと」
自身のコーヒーショップの敷地内で発見し、その後、坂を下っていったといいます。
駆け付けた自然保護員に映像を確認してもらいました。
自然保護員 武田修さん
「カモシカ、ニホンカモシカです。今の感じからして、生後3か月から4か月かな」
警察によると、午後2時前にも別の場所でカモシカとみられる動物の目撃情報が2件よせられたといいます。その後、カモシカは、近くの森に戻っていったとみられます。
自然保護員は、「親とはぐれた可能性もあるが静かに見守ってほしい」と話しています。