台風14号 九州に「特別警報」の可能性 気象庁が緊急会見
大型で猛烈な台風14号が北上しています。気象庁は九州地方では経験がないような暴風・高波・高潮になるおそれがあるとして、このあと台風の特別警報を発表する可能性があります。最大級の警戒が必要です。
台風14号は沖縄県の大東島近くにあって北西に進んでいます。今後、奄美や九州地方にかなり接近する見込みです。
気象庁は昼前に会見を開き、鹿児島県と九州北部地方で台風の特別警報を出す可能性があると発表しました。
気象庁 ・黒良龍太予報課長「経験したことのない暴風、高波、高潮、記録的な大雨のおそれがあります。九州南部・北部地方に暴風波浪高潮大雨の特別警報を発表する可能性が出てきました」
気象庁は猛烈な風の中での避難は非常に危険だとして暴風が吹き始める前に避難を終えてほしいとしています。
また九州全域では記録的な大雨になるおそれもあり、大雨特別警報も発表する可能性があるとして最大級の警戒を呼びかけています。