台風14号 九州に特別警報を出す可能性があると発表 気象庁
大型で猛烈な勢力の台風14号は今後、奄美地方や九州地方へ接近する見込みです。
九州地方ではこれまでに経験がないような暴風・高潮・波浪になるおそれがあるとして気象庁は17日夜にも台風の特別警報を出す可能性があると発表しました。
台風を要因とする特別警報は過去に国内で大きな被害を出した「伊勢湾台風」クラスの台風が来襲すると予想される場合に発表されるもので、沖縄や奄美地方以外では中心気圧が930ヘクトパスカル以下または最大風速50メートルの台風を発表基準としています。
台風の特別警報は2014年と2016年に沖縄県に2度出されていますが沖縄以外に発表されるのは初めてとなります。
気象庁は午前11時から緊急の記者会見を開いて、台風特別警報の対象地域や警戒点について説明をおこなうことにしています。