渋谷駅で「ラスカル」とともに“痴漢撲滅”訴え 警視庁など
夏が始まるのを前に、警視庁などは東京・渋谷駅で痴漢撲滅を訴えました。
1日朝、渋谷駅では、警視庁の警察官や防犯ボランティアの学生らおよそ50人が警視庁の防犯広報大使「ラスカル」とともに防犯アプリ「Digi Police」のチラシなどを配り、痴漢撲滅を訴えました。
このアプリは、「痴漢です 助けてください」と画面に表示できるほか周りの人が「ちかんされていませんか?」と表示し声を出さずに被害者に尋ねることができる機能もあります。都内の電車内での痴漢行為の検挙数は去年はおよそ390件で、2021年と比べ150件ほど増えているということで、生活安全総務課の総崎由希課長は「アプリを活用して痴漢を許さないという気持ちを行動にうつしてほしい」と話しました。