警察官と高校生ら“鉄道内での痴漢防止”呼びかけ JR大宮駅
痴漢の相談が増える夏を前に、埼玉県警の警察官と高校生らがJR大宮駅で、鉄道内での痴漢の防止を呼びかけました。
埼玉県警は1日、JR大宮駅で高校生らと一緒に、通勤客にポケットティッシュなどを配り、痴漢防止を訴えました。埼玉県警によりますと、去年、県警の鉄道警察隊に寄せられた痴漢に関する相談は499件で、2021年に比べ約2倍に増加したということです。
痴漢の被害は4月以降、夏にかけて増える傾向があるということで、警察は、「痴漢の被害者を孤立させることなく、社会全体で手をさしのべて助け合うことが大切」としています。