東京都は来年度の当初予算案について一般会計の総額で、8兆410億円と発表しました。2年連続で過去最大を更新することになりました。

東京都は27日、来年度の当初予算案を発表し、一般会計の総額で昨年をおよそ2400億円上回る8兆410億円となりました。2年連続で過去最大を更新しました。

うち、少子化対策としては、前年度から2000億円ほど増額し、1兆6488億円を計上しています。

18歳以下に、所得制限なく、月5000円を給付する事業に1261億円を投じるほか、2024年度から世帯年収910万円未満の学生を対象に都立大学の授業料を無償化するための準備経費も盛り込まれました。

企業収益の持ち直しなどにより、都税収入は前年度から5700億円程度増加し、過去最大の6兆2010億円になる見込みだということです。

この予算案は来月開会する東京都議会に提出されることになります。