16年前の女子高校生強盗殺人 報奨金制度を延長、情報提供呼びかけ 愛知・豊田市
16年前、愛知県豊田市で、女子高校生が殺害され、バッグを奪われた強盗殺人事件で、報奨金制度が延長されたことを受け、10日朝、警察が情報提供を呼びかけました。
この事件は、2008年5月、豊田市生駒町で、当時高校1年の清水愛美さんが、部活動を終え、自転車で帰宅中に何者かに殺害され、バッグを奪われたものです。
警察はこれまでに延べおよそ10万人を動員して捜査を進めていますが、いまだ犯人の逮捕には至っていません。
事件解決に結びつく情報提供者に最大300万円の報奨金を支払う制度が1年延長されたのを受け、捜査員らが10日朝、改めて情報提供を呼びかけました。
豊田警察署 木村紀夫署長
「昔の話で記憶も薄れているかと思います。間違っていても結構ですので、多くの情報を警察に寄せていただきたい」
情報は豊田警察署の特別捜査本部のフリーダイヤルなどで受け付けていて、今年は30件の提供があったということです。